プロフェッショナル仕事の流儀。

将棋って、全くわかんない。
でも、これは見ないと、と思ってた。

先日のウインブルドン、フェデラー対ナダルを見ていても思ったのだけど、
宿命のライバルの戦い、って、すごい。

全身全霊で戦う。、命かけてるんじゃないか、っていうくらい。
ぎりぎり以上のぎりぎりにお互いを追い込むことができるのが、
最上質のライバル、ってやつだ。
そこから生まれるのは、自分の見たことのない、新しい境地。

勝って、負けて。
負けたときは、どんなに苦しいだろう?
私が毎日感じてる敗北感なんて、はなくそみたいなもんだ。
次はきっと勝つ、と思えるのが、正しい負け方。
負けるかもしれない、という卑屈な心を乗り越えるのが、
正しい負け方。

私って、勝負ごとから逃げ続けてる。
就職のとき、東京進出から逃げた。
作家への人生からも逃げた。
そういう性質の人生。

だからこそ、こういう生き方を余計にすごいと思う。
だからこそ、私はいつまでたっても、自分に自信がもてないんだ。